中学受験は、子どもが未来へ向かう、ほんのスタート!
こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長の奥川悦弘です。
今回は、私立中学校の特徴について書きます。
❤︎私立中学校の特徴はいろいろ
有名進学校、大学附属校、仏教やキリスト教など宗教が基盤の学校、男子校・女子校なと、
特徴があります。
❤︎有名進学校
名前を聞けばだれでも知っている有名進学校は、
難関国公立大学を目指して、
様々な学習メニューが用意されています。
例えば、
副教科は外国人の先生が英語のみで授業したり、
おりがみの授業で指の巧緻性や図形を学んだり……
❤︎大学附属校
大学附属の一貫教育校は、
大学にはエスカレーター式に上がれるので、
大学入試に特化した受験対策を行わなくてもいい分、
探究的な学習や論文作成などの
"正解”がない問題に
みっちり取り組む学校もあります。
❤︎宗教が基盤の学校
ミッション系や仏教系に代表される
宗教の基盤を持つ学校では、
日々の礼拝や宗教行事などを通じて、
学力だけでなく
人間としての生き方の指針を学ぶ機会があります。
「在学中は
毎日の礼拝のことを何も感じなかったけれど、
仕事で辛いことにぶつかったときには、
不思議とお祈りの言葉が自然に頭に浮かんでくる」
という生涯の支えになることも多くあるようです。
❤︎男子校と女子校
男子校・女子校のメリットは、
男女の成長過程の違いが
もっとも顕著になる12~18歳の
思春期から青年期に、
男子校は男子の成長過程に合わせた、
女子校は女子の成長過程に合わせた
教育が受けられることです。
それぞれの性別の成長過程に特化した教育内容と、
異性の目を気にすることなく
ひとりの人間としての成長に
専念しやすい環境が、
男子校・女子校の特徴です。
❤︎大学附属校、指定校推薦の”わな”
大学附属校から
エスカレーター式に大学に上がることや、
指定校推薦などから大学に入学することには、
問題もあります。
それは、
中途退学や留年が多いということです。
理由は、
ほぼ学力テスト無しで、
大学に入学できるので、
本格的な受験勉強はしなくてすみます。
その結果、
高校までの基礎学力が定着しておらず、
大学の授業についていけないという状況を生んでいます。
「大学の授業は、そんなに甘くはない」
ということです。
❤︎まとめ。中学受験は、子ども未来へむかう、ほんのスタート!
中学受験で苦労したから、
あとは楽するではなく、
中学受験はスタートだと考えよう。
つまり、
中学受験は、
子どもの輝かしい未来にむかってのほんのスタートです。
しかし、
中学受験で身につけたものは大きいです。
それは、
勉強習慣
暗記したもの
いろいろな考え方
強くなった精神力
親子の絆……
これらを武器に、
大学へとつながる、
中学と高校で学ぶ知識を
楽しく消化していってほしいと思います。